大きいと高い?(加工編)
いわゆるジュエリーの加工において
以外と皆様がつまずくポイントがあります。
それは大きいと高くなるという事です。
どういう事?と思う人も多いかもしれませんので説明を致しますと、
加工をする対象、ここではルースとなりますが、
1CTのルース
100CTのルース
これらを加工する際には値段が異なるという事です。
当たり前!と言う人はさておき、意外とわからないものなんです。
例えば、
缶ジュース1つだけ入る袋を作る場合と
ペットボトルが10本入る袋を作る場合
同じ生地で作成したとしてどちらが高くなりますか?となると
一般的に考えればペットボトルが10本入る袋の方が布がたくさんいりますし
材料費は高くなってきます。
とても簡単なお話ですね。
では、話を変えて指輪ではどうでしょうか?
1CTのルースの指輪
100CTのルースの指輪
シンプルリングを作成する場合、
地金は100CTの方がたくさん使います。
その為、ルースが大きくなるとより地金をたくさん使い、
ほぼ必然的に金額が高くなりますので
注意が必要です。
そして、ルースが安いから加工費が安いとは限りません。
A 5000円の100CT オーバルカットルース
B 10万円の1CT オーバルカットルース
まったく同じ条件の4本爪シンプルなペンダントを作るとして、
加工費はどちらが高いでしょうか?
この場合はAの方が高くなります。
ルースが5000円なのに!という人もいらっしゃいますが、
どうしても大きなルースには多くの地金が使われるためです。
今回、基本のキでもあるルースの大きさが変われば
加工費が変わるという事をお話ししました。
ジュエリー制作のマメ知識として身に着けてください。
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